インビザラインのご紹介・当院の方針

インビザライン・システムとは、アメリカにあるAlign Technology, Inc.が開発した
透明なマウスピース型の矯正方法です。
これまでのワイヤー型矯正とは異なり
目立ちにくく、口腔内を健康に保ちながら
歯並びを整えることが可能です。

インビザライン・システムは日本をはじめアメリカやカナダ、中国、イギリス、ドイツなど世界中のドクター・患者様からの支持も高く、世界で1200万人を超える患者様が治療を受けられている矯正方法です。(2022年2月現在)

マウスピース型矯正の特徴

マウスピース型矯正ってどんなもの?
どうして人気なの?
という質問にお答えします。

①オーダーメイドのマウスピースをはめて行う全く新しい矯正方法

歯の形や歯並びは千差万別。最終的な歯並びや噛み合わせも全く同じものはございません。 マウスピース型矯正では3D光学スキャン技術によって患者様ひとりひとりの歯並びにぴったり合ったオーダーメイドのマウスピースをお作りします。 出来上がったマウスピースは透明で柔らかい素材なので装着中もほとんど目立つことなく、また着脱も簡単に行えます。インビザライン・システムではiTero Elementシステムを導入し、より精密な口腔内スキャンが可能です。

②ご自身でマウスピースを交換していく

ワイヤー矯正では同一のワイヤーを3〜4週間お口の中で付け続けることが一般的ですが、マウスピース型矯正では1〜2週間に1枚、ご自身で新しいマウスピースに交換していただきます。つまり軽度な症例ほど使用するマウスピースの数は少なく、治療期間も短く終了します。逆に難症例ほど使用するマウスピースの数も治療期間も延びてきます。使用するマウスピースはまとめてお渡しすることがほとんどなので1枚交換するごとにご来院の必要はございません。

③来院頻度は1〜2ヶ月に1度

ドクターや歯科衛生士の指示どおりに装着していただき、装着時の浮きやその他トラブルがなければ来院頻度は1〜2ヶ月となります。遠方からの患者様や留学などで来院が困難な患者様には、ライフスタイルに合わせたさらに柔軟な対応が可能となります。

マウスピース型矯正の人気理由

人気理由をまとめました。
理想の歯並びへと導くのに
最適な治療法になります。

①ご要望に合わせた歯並びがデザインできる

歯並びの仕上がりはスキャンデータをもとに3D上で設計を行うので、例えば「八重歯はチャームポイントなので残したい」などの特別なご要望にも可能な限りお応えできます。

②アタッチメントシステムによって理想的な動きを補助

マウスピース型矯正ではアタッチメントと呼ばれる装置を歯の表面に装着します。装置と言っても素材はレジンと呼ばれるプラスチックで、歯と同じ色をしています。大きさも3㎜ほどの小さな突起物なので目立つことはありません。アタッチメントには「理想的な方向に矯正力を加えるための補助」や「フィット感の向上」など様々な利点があり、用途によって形が異なります。

③「3Dシミュレーション」で仕上がりを事前に確認できる

3Dスキャンによって3〜5分ほどで痛みなく歯並びのスキャンが可能です。また、患者様の歯並びがどのように整っていくのかを3Dシミュレーションで確認することができます。インビザラインでは『iTero Element / クリンチェック』と呼ばれる3Dスキャン/3Dシミュレーション技術を用いて具体的に何枚のマウスピースを使用するか、どのような流れで歯が並んでいくのかなどを患者様にご確認いただいてから矯正を開始することが可能です。

インビザラインの3Dシミュレーションにおいて新たな機能が追加されました

初診の患者様に無料でパノラマレントゲン写真及びCBCTの撮影を行っております

この機能によって精度の高い設計が可能となったとともに、より幅広い患者様に対する治療が可能となります。非常に高い技術が求められる機器でもあるため、現在では世界でも限られたドクターのみが使用を許可されている状態です。当院ではいち早くこの機能の導入が許可されております。

日々の生活も考えて設計する、マウスピース型矯正

ワイヤー矯正と比較して
頬に刺さるなどのトラブルがなく、
痛みが少ないのも選ばれる理由の一つです。

①透明で目立ちにくい

薄さ0.5㎜の透明で柔らかい素材で目立ちにくく痛みも少ないです。また、金属を使用していないため金属アレルギーをお持ちの方でも安心してお使いいただけます。インビザラインでは独自の『Smart Track』と呼ばれるマウスピース素材を使用しており、これによって高い治療効果が期待できます。

②マウスピースを外してお食事ができる

ご自身でマウスピースの取り外しが可能なので、今までどおりお食事ができます。歯の表面に金属器具が付いていると食べかすなどが付着して不快感があったり、歯磨きをしても金属の段差に磨き残しが発生して虫歯の原因になったりしますが、マウスピース矯正ではそのような懸念もございません。また、お食事の際に金属が見えるのが気になるといった心配もございません。

③口腔内環境を清潔に保ちやすい

歯磨きやフロスもいままでどおり可能です。マウスピースも丸洗いができますし、短期間でどんどん新しいものに交換していくシステムなので清潔にお使いいただけます。また、基本的な通院頻度ですと1〜2ヶ月に1度のご来院のたびにドクターや衛生士がお口の中をしっかりチェックしますので安心です。

インビザライン・システムの特徴

マウスピース型矯正の中でもなぜ
『インビザライン・システム』が
広く使用されているのか?
その特徴をご紹介致します。

マウスピースの薄さは『約0.5㎜』と非常に薄い

インビザライン・システムでは2013年頃よりSmart Trackと呼ばれるインビザライン独自の素材を採用しています。Smart Trackは従来の一般的なマウスピースの素材と比較してより柔らかく、弾性が高いのが特徴です。つまり『薄く、装着感が高い』さらに『柔らかいのに矯正力(フォース)が持続する』という大きなメリットを得ることになりました。Smart Trackのマウスピースの薄さは約0.5㎜と以前と比べ非常に薄いです。 また、歯牙全体のフィット感を高めることで装着時の違和感も少なくなりますし、より効率的に歯が動いてくれるようになります。 これによりシミュレーションどおりに歯が並んでくれるようになるのでシミュレーション達成度も向上しました。 硬い素材だとどうしても着脱時に痛みや違和感が発生するのですが、素材が柔らかくしなやかになったことでそうしたトラブルもかなり緩和されました。

Smart Trackでは矯正力(フォース)が持続します

以前のマウスピースの素材では、14日間の使用期間の間に徐々に歯に加わる力が弱まってくるという問題がありました。これは非常にもったいないことです。 しかしSmart Trackでは矯正力(フォース)が持続することで1枚の想定使用期間のなかでも常に一定の力が加わり続けるようになりました。 これにより1枚のマウスピースでより歯がたくさん動くようになっております。

アジア人に多いガタつきのある叢生の治療に最適です

とくにアジア人はガタつきのある叢生の症例が多いため、途中でマウスピースが合わなくなったりマウスピースの着脱の際に慣れが必要だったりする場合がありましたが、Smart Trackではこれらの問題点が改善されております。マウスピースというと少し堅めのイメージがあるかと思いますが、インビザライン・システムのマウスピースは軽く力を加えただけでしなるように曲がり、形状記憶のように戻っていきます。Smart Trackの優秀さは是非ご来院いただいた際に実際に触って実感してください。

インビザライン・システムで用いられるアタッチメントシステム

アタッチメントはAIによる自動設置、または必要に応じてドクターが再設計し設計

インビザライン・システムで用いられるアタッチメントは用途によって形状や大きさが異なり、必要に応じてドクターが設計時に設置したりAIによって自動設置されたりします。アタッチメントがあることによってマウスピースの矯正力に+αの力が加わります。インビザラインの設計や治療計画の再現性の高さを支える重要なファクターの一つです。

歯の動きに合った形状のアタッチメント

ただやみくもにアタッチメントを設置するだけでは効果がありませんし、歯の動きに合った形状のアタッチメントを選択しなければ期待した動きになりません。
アタッチメントシステムを有効活用するためにはドクターの経験と知識が必要になってきます。

世界で最も症例実績があるインビザライン

設計段階で自動設置されるアタッチメントに関しても、世界シェアNo.1に裏付けされる膨大な症例数と常にアップデートの研究を重ね続けるインビザライン社だからこそ効果的なアタッチメントシステムを提供できていると言えます。

特徴的なアタッチメントをご紹介

ルートコントロール用最適アタッチメント

上顎前歯部などの歯根が長い歯牙に対して回転の力を加えることで歯根から動かすことが可能です。正中離開(前歯のすきっ歯)やアップライト(持ち上げる動き)の際に使用します。

 

前歯挺出用最適アタッチメント

オープンバイトの症例に対して、歯を挺出させる(引き出す動き)の際に使用します。歯の大きさによって必要な力も異なるため、必要に応じてそれぞれのアタッチメントの大きさも異なります。

 

回転用最適アタッチメント

半月状の形をしたアタッチメントです。円弧の方向に回転の力を加えます。捻れている歯などに使用します。

3Dスキャン・3Dシミュレーションで事前に仕上がりが確認できる

iTero element / クリンチェック・プロ

当院におけるインビザライン矯正治療では、印象材による型取りは一切行わず、すべて3Dスキャン光学印象と呼ばれるiTero Element(以下iTero)で行っております。

iTeroのメリットとして

・型取りの痛みや違和感がほとんどない
・噛み合わせも同時に採得できる
・3Dデータなのでブレがなく設計できる
・その場で患者様とスキャンデータを確認できる
などが挙げられます。

以前まで使用されていたピンク色の粘土のような素材を用いる型取りの方法ですと違和感が強いため苦手な患者様も多く、石膏模型に作り替える際に大きさや細部の形が採得できていなかったりすることがありました。

これらの点をすべて改善したのがiTeroスキャンです。

また、iTeroで得た3Dデータをそのままインビザラインの設計(クリンチェック・プロ)に用いることが可能です。

インビザラインのクリンチェック・プロでは0.1㎜単位で歯の傾斜や歯冠・歯根の位置、上下の噛み合わせ、ねじれ方向などを設計できます。
これとCTを用いることで理想的な歯並びの実現が可能となりました。

また、クリンチェック・プロによってご自身の歯が何枚のマウスピースで、どれだけ動くのか、仕上がりはどのような歯並びかを事前に確認することが可能となりました。

これにより、ワイヤー矯正のようないつ終わるかが分からない、仕上がりが不透明のまま治療が始まるといった不安がなく、納得してから矯正を始めることができますし、患者様のモチベーション維持にも繋がります。

インビザライン・ドクターランクシステム。当院は世界最高峰のレッドダイヤモンド認定医です

研究とアップデートを行なう、インビザラインのマウスピース矯正

インビザラインを取り扱うにはインビザライン・ドクターと呼ばれる特別なライセンスが必要です。インビザライン・ドクターの取得にも様々な条件があります。
「日本国内の歯科医師免許」「5年以上の歯科矯正の経験」になり、且つ、インビザライン社による特別なセミナーを受講したドクターのみがライセンスを取得できます。

世界共通 インビザライン・ドクターランクのご紹介

インビザライン・ドクターの中でもそれぞれの年間症例数に応じた世界共通のランクシステムが存在し、現在9のランクが存在します。

当院の矯正価格が抑えられる理由

当院は最高の品質を保ちつつ、
都内の矯正相場から20〜30万円ほど
抑えた価格で提供しております

そのシステムをご紹介いたします。

信頼の高いドクターは、インビザラインから優遇を受けられます

都内の歯科クリニックでは80〜100万円が矯正の相場と言われる中、当院ではそこから20〜30万円抑えた額で提供しております。 なぜここまで価格が抑えられるのか、実は前述のインビザライン・ドクターシステムに理由があります。ドクターランクによって原価が異なっており、ランクの高いドクター、つまりインビザライン社として信頼のおけるドクターほど原価を抑えて仕入れることが可能なのです。

全ての工程を当院のみで行っております

すべての矯正の設計を当院のドクターが作成することでさらに原価が抑えられます。 また、一般的な矯正クリニックですと矯正治療費の他に来院ごとに発生する管理費が上乗せされることが多いですが、当院では管理費も全て含まれた金額でご提供しているため来院ごとに治療費がかさむことはありません。

インビザライン矯正には、豊富な知識と多くの経験が必要

マウスピース矯正が広まりつつある昨今、クリニック選びで治療結果は大きく変わります。インビザライン・ドクターシステムは患者様がクリニックを選ぶ指標の一つです。当院はマウスピース専門のクリニックです。インビザライン専門医院だからこそできるきめ細かな対応とご満足いただける治療をご提供できるようにドクター、スタッフ一同が一丸となって治療をサポートさせていただきます。

インビザライン症例数日本1位を獲得しました