歯のガタつき(叢生)
歯列のガタつきが原因で1本〜数本のみ切端咬合になることがあります。
この場合はガタつきを改善することで切端咬合も同時に改善していきます。
【前歯がぶつかる(切端咬合・せったんこうごう) の治療】
上下の歯をカチンと噛んだときに、上下の前歯の先端どうしが当たる状態のことを指す不正咬合の一つです。正常な咬合では噛んだときに下の前歯に対して上の前歯が2.0〜3.0㎜程度覆い被さっている状態が理想とされています。
切端咬合では噛んだときに上下の前歯がぶつかるので前歯の咬耗が起こりやすく、早期接触や咬合性外傷などの症状も併せて現れることがあります。
歯列のガタつきが原因で1本〜数本のみ切端咬合になることがあります。
この場合はガタつきを改善することで切端咬合も同時に改善していきます。
下顎が前に出ていて受け口になっている場合や、逆に上顎が小さい方の場合、正しい咬合関係が得られず切端咬合になることがあります。
舌で前歯を押す癖がある場合、下顎の前歯が前に押し出されて切端咬合になることがあります。
叢生と同じようにマウスピース矯正で治療が可能ですが、後戻りを防ぐために舌癖を改善するトレーニングを自宅で行っていただくようご提案することもあります。
◆前歯が削れたり欠けたりする
切端咬合は前歯に対する負担が大きく、また先端が強く当たるので歯が削れたり咬合圧に耐えきれず割れたりすることがあります。
◆顎関節症
切端咬合は不正咬合の一つです。噛み合わせのバランスが悪いと顎関節にも影響を及ぼします。
切端咬合は他の不正咬合とともに早期治療が非常に大切です。
当院では無料カウンセリングも行っておりますのでお気軽にご相談ください。